。 : ブラウザゲームでは,箱庭系のゲームも多いですよね,IXA RMT。こちらも競合しませんか? 杉浦氏: 今回,最もこだわった部分は,プレイヤーがどこに自分の拠点となる領地を置くか,47都道府県の中から選べるようにしたことです。 とはいえ戦国時代が舞台ですから,ゲームの雰囲気を壊さないよう,たとえば愛知県なら「尾張?三河」というように,当時の国名も併記しています。 また,プレイ開始時には,ご当地の有名な武将を1人入手できるようにして,ほかの武将を集めて育成しながら,自軍を構成していけるようにしています。 八戸祢々(はちのへねね) 幻魔 青森県(陸奥) 小野寺輝道(おのでらてるみち) 幻魔 秋田県(羽後) 鮭延秀綱(さけのべひでつな) 幻魔 山形県(羽前) 小田氏治(おだうじはる) 人 茨城県(常陸) : 自分の出身地なり,現在住んでいる場所なりを拠点にしたら,領地にも愛着が湧きそうですね。ただ都道府県というのは,海外展開するには向いていないところがあるんじゃないですか? 杉浦氏: 確かに,海外展開を考えるうえでは,都道府県別という部分は本当に悩みましたが,「三国志も,群雄割拠の時代は国が多かったしなあ……」といった少しお気楽な感じで考えて,ある程度は割り切っています。まずは日本でヒットしないことにはその先を考えることができませんから。 : 47都道府県ということは,北海道とか沖縄も含まれるんですよね。そのあたりはどうなっているんですか? 杉浦氏: 当然,沖縄も含まれます,アラド戦記 RMT。ただ,沖縄にはほかの地域のような城がありませんから,沖縄だけのために,首里城のグラフィックスを作ったんです。スタッフからは「沖縄だけ別作業ですか……」と言われましたけど(笑)。 ただ,沖縄の話は結局発端に過ぎなくて,「せっかくだから,47都道府県すべてに特色を出そう」ということになってしまいました。 : それはまた,こだわりましたね……。 杉浦氏: 最終的に,自分の領地に表示される背景は,静岡なら富士山,滋賀なら琵琶湖というように,全都道府県で異なるものになりました。また城下町でも,神奈川県なら「鎌倉の大仏」,京都府なら「清水寺」というように,ご当地だけで作れる施設を用意しています。 「鬼武者Soul」のほとんどの施設は,レベルが上がるとグラフィックスが進化してくんですが,たとえば城なら,最初の外観は木造ですが,2段階目で立派な館,3段階目になると城になる,という感じになっています
関連トピック記事:
「アカウントハック予防を」
14 年前
0 件のコメント:
コメントを投稿