2013年2月25日月曜日

鵜之澤 伸氏によるTGS 2012基調講演詳報。「FE 覚醒」や「ガンダム バトルオペレーション」「PSO2」を例

。最近「スマートフォンがゲーム機のユーザーを奪っている」といった趣旨の報道が多いが,鵜之澤氏の主張によれば,奪い合いではないのだという。  激しく移り変わる業界の流れにメーカーが対応していることの証明として鵜之澤氏がまず挙げたのが北米のゲームメーカー,Electronic Artsの決算資料だ。この資料からは,同社が総売上におけるデジタル配信の割合を増やしながら,業績を維持していることが分かると鵜之澤氏は語った。  では国内メーカーはどうか。鵜之澤氏はCESAがまとめた国内市場のデータから,緩やかな右肩下がりになっていることは認めながらも,続けて大手6社の業績データを示し,「大手メーカーの業績は悪化していない。(バンダイナムコゲームスの)副社長である自分もそう感じている」と断言した。  鵜之澤氏によれば,前述したメーカーが業績を維持しているのは,メーカーがプレイヤーとの距離を縮める新しいアプローチに取り組んでいるからだという。具体的にはFree-To-Play,ダウンロードコンテンツ,統合されたユーザーIDといったところで,リネージュ2 RMT,それに加えて,そういった新しい仕組みをうまく活用できるゲーム制作にも力を注いでいる。  続けて,こういった新しいアプローチによって成功したタイトルが鵜ノ澤氏から紹介された,アイオン RMT。  まずは任天堂のニンテンドー3DS用ソフトだ。  鵜之澤氏は,タイトルの紹介に入る前に「驚くべきデータだ」と前置きして,ニンテンドー3DSの国内ネット接続経験率が75%という数字を挙げた。ほかのコンシューマ機に比べてネット接続率が悪いというイメージがあっただけに,確かに意外な数字と言えるかもしれない。  そんな3DS用ソフトであるファイアーエムブレム 覚醒は,有料DLCのダウンロード数が120万本で,約3.8儍窑驂婴晟悉菠皮い搿yY之澤氏は,ストレージ容量が違う2モデルをラインナップしたWii Uにも触れながら,「任天堂も,ネットワークを意識した取り組みを行っている」と語り,今後の展開に注目しているとした。  次に鵜之澤氏が紹介したのはバンダイナムコゲームスのPlayStation 3用ソフトだ。これは,2012年6月末にサービスが開始されたタイトルで,基本プレイ無料のアイテム課金制を採用している。同作の8月末のクライアントダウンロード数は約57万本だったが,DLC購入数は約125万本を記録し,売り上げは約7儍窑蛴涘hしたという
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